MetaMaskにNFT画像が表示されなくても、NFTを失ったとは限りません。ブロックチェーン上で自分のアドレスが所有者になっていれば、自動検出、インデックス、メタデータなど表示側の問題である可能性があります。反対に、取引が未完了、別アカウント、別ネットワークの場合は、手動追加だけでは直りません。

- 取引IDとNFT Transferの完了状態を確認する
- ブロックエクスプローラーで現在の所有者を確認する
- MetaMaskのアカウントとネットワークを照合する
- NFTタブとMetaMask Portfolioを確認する
- Display NFT MediaとNFT自動検出を有効にする
- コントラクトアドレスとToken IDを取得する
- Import NFTから手動追加する
MetaMaskにNFTが表示されない主な原因
| 原因 | 確認する場所 | 対処 |
|---|---|---|
| 取引が未完了・失敗 | 取引ID・NFT Transfers | 完了を待つ、または送信元へ確認 |
| 別アカウント | 公開アドレス・所有者 | 所有者と一致するアカウントへ切替 |
| 別ネットワーク | チェーン名 | NFTが存在するネットワークへ切替 |
| 自動検出が無効 | Settings→Assets | メディア表示と自動検出を有効化 |
| 自動検出の対象外 | MetaMask公式の対応チェーン | コントラクトとToken IDで手動追加 |
| インデックスの遅延 | MetaMask Portfolio | 時間を置き、所有権を再確認 |
| メタデータ非対応 | 画像・GIF・動画の表示 | 所有権をエクスプローラーで判断 |
| 不審なNFT判定 | Suspicious一覧 | 身に覚えがなければ操作しない |
NFTゲームのアイテムがゲーム内にあるだけで、まだウォレットへ出庫・Mintされていない場合もあります。ゲーム公式のNFT化条件、出庫状態、対応チェーンを確認してください。
最初にNFTの所有者・アカウント・ネットワークを確認
取引IDとNFT Transferの完了状態を確認する
購入・受取・ゲームからの出庫履歴にある取引IDを、対応するブロックエクスプローラーで開きます。Success・Confirmedなどの完了表示と、ERC-721/ERC-1155 Token TxnsまたはNFT Transfersを確認します。
ブロックチェーン上の所有者を確認する
NFTのコントラクトアドレスとToken IDから詳細を開き、Ownerまたは現在の保有先が自分の公開アドレスになっているか確認します。ここが別アドレスなら、表示設定を変えても自分のMetaMaskには追加できません。
MetaMaskの公開アドレスを照合する
ブロックエクスプローラーで確認した所有者と、MetaMaskで現在選択しているアカウントの公開アドレスを全文照合します。

NFTが存在するネットワークへ切り替える
Ethereum、Base、Polygonなど、NFTが記録されたネットワークへ切り替えます。同じ0x形式のアドレスでも、別チェーンを表示しているとNFTは見えません。

MetaMaskのNFTタブとPortfolioを確認する
拡張機能・モバイルではホーム画面のNFTsタブ、MetaMask Portfolioでは接続したアカウントのNFT一覧を確認します。先に、所有者になっているアカウントを選択してください。

複数のアカウントをまとめて確認したい場合はMetaMask Portfolioも利用できます。ただし、Portfolioはインデックスサービスを利用するため、取得直後のNFTは表示まで時間がかかる場合があります。

NFT自動検出を有効にする方法
MetaMask公式では、Settings→Assets→Autodetect NFTsからNFT自動検出を有効にする手順が案内されています。すぐ上にあるDisplay NFT Mediaも有効でなければ、自動検出のスイッチが操作できません。
モバイル版でNFT自動検出を有効にする
設定からAssetsを開き、Display NFT MediaとAutodetect NFTsを確認します。有効にしたらホームへ戻り、NFTsタブを開き直します。

拡張機能でNFT自動検出を有効にする
拡張機能でもSettings→Assetsへ進み、NFTメディア表示と自動検出を有効にします。

2026年7月30日時点のMetaMask公式案内では、NFT自動検出はEthereum、Base、Linea、SEI、Monad、Avalancheで利用できます。対象外ネットワークでは、次の手動追加を試します。
コントラクトアドレスとToken IDでNFTを手動追加する方法

NFTのコントラクトアドレスを確認する
ゲーム公式のNFTページ、対応マーケット、ブロックエクスプローラーからNFTのコントラクトアドレスを取得します。MetaMask公式はOpenSeaのBlockchain detailsを確認例として案内しています。

ブロックエクスプローラーでアドレスを再確認する
リンク先のブロックエクスプローラーで、Contractと表示された完全なアドレスをコピーします。自分のウォレット公開アドレスを入力する場所ではありません。

対象NFTのToken IDを確認する
同じコレクション内でもNFTごとにToken IDが異なります。追加したいNFTのBlockchain detailsやエクスプローラーから、固有の番号を確認します。

MetaMaskのImport NFTへ入力する
NFTsタブからImport NFTを開き、ネットワーク、コントラクトアドレス、Token IDを入力します。内容を再確認してImportを選び、NFTsタブへ戻ります。

手動追加できない・エラーが出る場合の対処
| 表示・エラー | 主な原因 | 確認方法 |
|---|---|---|
| You are not the owner | 別アカウント・別ネットワーク | エクスプローラーのOwnerと公開アドレスを照合 |
| Personal address detected | ウォレットアドレスを入力 | NFTコントラクトアドレスへ差し替える |
| Import後も出ない | Token ID違い・インデックス遅延 | 対象NFT詳細とToken IDを再確認 |
| 画像が空白 | メタデータ形式・取得先の問題 | 所有権をチェーン上で確認して時間を置く |
| 自動検出が押せない | Display NFT Mediaが無効 | 同じAssets画面で先に有効化 |
「Personal address detected」は、NFTスマートコントラクト形式ではないアカウントを貼り付けたときに表示されます。自分の受取アドレスではなく、NFTのコントラクトアドレスを入力してください。
NFT画像が空白・Suspiciousに入る場合
MetaMask Portfolioは第三者のインデックスサービスやNFTメタデータを利用して表示します。取得直後で未インデックスの場合や、画像・GIF・動画の形式を読み取れない場合は、NFTが見えない、またはプレースホルダーになることがあります。画像の表示だけで所有権を判断せず、ブロックチェーン上のOwnerを基準にしてください。
身に覚えのないNFTがSuspicious一覧へ入っている場合、画像や説明に記載されたURLを開かず、署名・承認・追加送金をしないでください。MetaMaskは悪意の可能性があるNFTをSuspiciousとして分類する場合があります。
- NFT画像に書かれたURL・QRコードを開かない
- 無料請求・換金・ロック解除を理由に署名しない
- Secret Recovery Phraseや秘密鍵を入力しない
- ゲーム公式サイトと公式マーケットのリンクを起点に確認する
- 不審なNFTは送信・承認せず、表示を隠すだけにする
NFTゲームのアイテムが表示されないときの確認
| 確認項目 | 見る場所 | 判断 |
|---|---|---|
| NFT化済みか | ゲーム公式・アイテム詳細 | ゲーム内データだけならMetaMaskに表示されない |
| 出庫済みか | ゲームの出庫履歴・取引ID | 処理中なら完了を待つ |
| 対象チェーン | ゲーム公式ドキュメント | MetaMaskと同じネットワークへ切替 |
| 接続アカウント | ゲーム接続先・MetaMask | NFT所有者と同じアカウントを使用 |
| ロック状態 | 出品・ステーキング・レンタル | 別コントラクトへ預けられていないか確認 |
ゲーム内でNFTと呼ばれていても、出庫手続きが完了するまで運営側のシステム内で管理される場合があります。そのゲームの公式ヘルプで、ウォレット出庫・Mint・対応チェーンの条件を確認してください。
MetaMaskのNFT表示に関するよくある質問
NFTゲームのリスク・注意点

①詐欺に注意
- クレジットカードを登録しない
- URLは公式が発信したものを参照する
- 他人にパスワードを絶対教えない
NFTゲームをする際には、仮想通貨に関する詐欺に注意しましょう。仮想通貨を使うときには、フィッシング詐欺に遭う可能性があります。
これは、偽のURLから個人情報が盗まれる詐欺です。自分の情報を守るためにも、仮想通貨を利用するときは十分に気をつけることが大切です。
詐欺被害に遭わないためにも、公式サイトが提供するURLを使うなど、日常的に気を配るようにしましょう。
②必ず複数の取引所を開設しておく
NFTゲームをプレイするためには、仮想通貨取引所のアカウントが必須です。ゲームを始める際には、複数の取引所に登録しておくことを強くおすすめします。
取引所がメンテナンス中やアクセスできない場合、ゲームで得たトークンを現金化できなくなることがあります。少なくとも3つの取引所にアカウントを作成し、いつでも日本円に換金できるように準備しておきましょう。
③投資リスクについて知っておく
NFTに投資する際には、さまざまなリスクが伴うことを理解しておくことが重要です。まず、NFT市場の変動性です。NFT市場は非常に新しく、価格が急激に上下することがあります。そのため、購入したNFTの価値が短期間で大きく変動する可能性があります。
これらのリスクを十分に理解し、必ず稼げるNFTゲームは存在しないという点を認識したうえで、慎重に投資判断を行うようにしましょう。
まとめ
MetaMaskにNFTが表示されない場合は、取引ID、ブロックチェーン上のOwner、MetaMaskのアカウント、ネットワークの順に確認します。所有権が確認できたら、NFTメディア表示と自動検出を有効にし、必要に応じてコントラクトアドレスとToken IDで手動追加します。
NFT画像が空白でも所有権が失われたとは限りません。一方、身に覚えのないNFTやSuspicious表示では、リンク・署名・承認を行わないことが重要です。
参考にした公式情報
- MetaMask:NFTの表示・管理方法
- MetaMask:NFTが見えない・Suspicious・画像が表示されない場合
- MetaMask:NFTの送受信・現金化
- MetaMask:ERC-1155への対応
- MetaMask:ブロックエクスプローラーでウォレットを確認
- MetaMask:NFTエアドロップ詐欺
当サイトは情報提供を目的としており、投資やその他の行動を勧めるものではありません。金融商品や金融機関の選択、売買やその価格などの最終決定は、ご自身の判断で行ってください。本コンテンツの情報は、可能な限り正確を期していますが、その正確性を保証するものではありません。当サイトの情報に基づくいかなる損害についても、運営者および情報提供者は一切の責任を負いません。質問や問い合わせにはお答えしかねますので、ご了承ください。また、本コンテンツの内容は予告なく変更される場合があります。

